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更新日 2026.10.21 公務員の種類

【大学別】国家総合職の合格者数ランキング|2026年度は163校から合格

こんにちは。公務員のライト専任講師の荒山です。

社会人の方から「国家総合職の合格者は、どの大学の出身者が多いのか」というご相談が多くあります。

そこでこの記事では、国家総合職の大学別合格者数から10年の推移まで、人事院のデータに基づいて徹底解説していきます。

この記事を書いた人

あらやん先生

公務員のライト専任講師

あらやん先生(荒山龍史)

  • 「国家総合職」指導のエキスパート講師。これまでに、国家総合職採用48名輩出という、日本トップレベルの指導実績を持つ。(主な採用先、総務省、外務省、法務省、国土交通省、厚生労働省、農林水産省、文部科学省、内閣府、国税庁など)
  • 元「資格の大原」の講師として、国家総合職対策、中央大学学内政策研究ゼミ、東洋大学学内政策研究セミナーなどを担当。現在は公務員のライト専任講師として活躍中。

国家総合職の大学別合格者数ランキング

国家総合職の大学別合格者数(2026年度・2025年秋と2026年春の合計)の上位10校。1位東京大458名、2位京都大180名、3位早稲田大156名、4位慶應義塾大93名、5位東北大84名、6位中央大81名、7位北海道大80名、8位立命館大63名、9位大阪大59名、10位千葉大58名

2026年度の国家総合職の大学別合格者数は、1位が東京大の458名、2位が京都大の180名、3位が早稲田大の156名です。人事院が2026年5月29日に公表した資料には、合格者が10名以上の大学が45校並んでいます。

上位10校には、早稲田大・慶應義塾大・中央大・立命館大の4つの私立大学も入っています。まずは全体の顔ぶれをつかみましょう。
あらやん先生あらやん先生

2026年度の合格者10名以上の大学

順位大学合計2026年度(春)うち春の教養区分2025年度(秋)
1東京大458名291名91名167名
2京都大180名132名19名48名
3早稲田大156名115名27名41名
4慶應義塾大93名68名11名25名
5東北大84名70名2名14名
6中央大81名70名2名11名
7北海道大80名73名5名7名
8立命館大63名60名2名3名
9大阪大59名50名5名9名
10千葉大58名51名2名7名
▼ 11位以下の35校を見る
順位大学合計2026年度(春)うち春の教養区分2025年度(秋)
11九州大56名51名6名5名
12明治大51名49名2名2名
13東京理科大50名47名2名3名
14一橋大49名34名12名15名
15東京科学大48名44名0名4名
16筑波大46名41名1名5名
17名古屋大42名34名2名8名
18広島大37名33名3名4名
18神戸大37名31名1名6名
18大阪公立大37名34名0名3名
21岡山大25名24名0名1名
21東京農工大25名25名0名0名
21日本大25名25名0名0名
24関西大23名22名0名1名
25信州大22名22名1名0名
26東京海洋大20名20名0名0名
27上智大19名14名1名5名
28同志社大18名14名1名4名
29中京大17名16名0名1名
29法政大17名17名0名0名
31横浜国立大16名15名0名1名
32専修大15名13名0名2名
33新潟大14名14名0名0名
34お茶の水女子大13名11名1名2名
34岩手大13名13名0名0名
34立教大13名9名1名4名
37金沢大11名11名1名0名
37三重大11名10名0名1名
37鹿児島大11名11名0名0名
37東京外国語大11名8名1名3名
41宇都宮大10名10名0名0名
41青山学院大10名10名2名0名
41追手門学院大10名10名0名0名
41東京都立大10名10名1名0名
41東京農業大10名10名0名0名

ランキングの見方

国家総合職は、国の政策の企画・立案や調査・研究を担う職員を採用する、人事院の総合職試験です。

この人数は、2025年秋に実施した教養区分の合格者と、2026年春の試験の合格者を足した1年分の合計です。教養区分とは、専門科目の試験がなく、基礎能力試験と総合論文試験などで受ける大卒程度試験の区分です。

春の試験は院卒者試験と大卒程度試験で、2026年度からは春にも教養区分が実施されました。

また、ここに並ぶのは最終合格者の人数で、各府省に採用された人数ではありません。

最終合格のあとに官庁訪問があり、各府省の面接を経て採用が決まります。合格者の人数が多い大学ほど採用される人も多い、とは限りません。ランキングは「合格した人数」の比較だと押さえておきましょう。
あらやん先生あらやん先生

2025年度・2024年度の大学別合格者数

2025年度の大学別合格者数(上位15校)

順位大学合計2025年度(春)2024年度(秋)
1東京大327名171名156名
2京都大171名112名59名
3早稲田大123名76名47名
4慶應義塾大89名52名37名
4東北大89名72名17名
▼ 6位以下の10校を見る
順位大学合計2025年度(春)2024年度(秋)
6北海道大88名76名12名
7中央大70名58名12名
8大阪大66名52名14名
9立命館大64名62名2名
10東京科学大57名54名3名
11筑波大50名43名7名
11東京理科大50名49名1名
13岡山大47名41名6名
13明治大47名42名5名
15広島大45名42名3名

2025年度・2024年度も、1位東京大・2位京都大・3位早稲田大の並びは同じです。2025年度は慶應義塾大と東北大が89名で並び、4位でした。

上位3校の並びは3年続けて同じです。4位以下の入れ替わりに注目しましょう。
あらやん先生あらやん先生

2024年度の大学別合格者数(上位15校)

順位大学合計2024年度(春)2023年度(秋)
1東京大363名189名174名
2京都大171名120名51名
3早稲田大106名72名34名
4慶應義塾大89名51名38名
5立命館大86名84名2名
5東北大86名73名13名
▼ 7位以下の9校を見る
順位大学合計2024年度(春)2023年度(秋)
7大阪大72名58名14名
8北海道大70名58名12名
9千葉大65名63名2名
10中央大61名50名11名
11一橋大58名31名27名
12広島大56名55名1名
13九州大51名46名5名
14岡山大49名49名—
15東京工業大46名43名3名

4位以下は年度によって入れ替わり、2024年度は立命館大が東北大と並んで5位に入りました。

なお、2024年度の東京工業大は、統合して東京科学大になる前の数字です。

上位大学の5年間の推移

上位大学の春の試験の合格者数の推移(2022〜2026年度、2026年度は教養区分を除く)。東京大は217名から200名、京都大は130名から113名、早稲田大は84名から88名、立命館大は63名から58名。1位東京大・2位京都大は5年間変わらない

2022〜2026年度の春の試験を比べると、1位東京大・2位京都大の順位は5年間変わっていません。

2026年度は春にも教養区分が加わったため、前の年と比べるときは教養区分を除いた人数で見ます。

前の年と並べるときは、教養区分を除くなど条件をそろえて比べましょう。
あらやん先生あらやん先生

東京大・京都大の推移

東京大の春の合格者は、2022年度の217名から2025年度の171名まで3年続けて減りました。2026年度は291名で、教養区分の91名を除くと200名です。

京都大は、2022〜2026年度の春の合格者が、教養区分を除くと112〜130名の間で推移しています。

早稲田大・立命館大などの推移

大学2026年度(春)
教養区分を除く
2026年度(春)2025年度(春)2024年度(春)2023年度(春)2022年度(春)
東京大200名291名171名189名193名217名
京都大113名132名112名120名118名130名
早稲田大88名115名76名72名96名84名
慶應義塾大57名68名52名51名51名71名
中央大68名70名58名50名68名49名
立命館大58名60名62名84名78名63名
明治大47名49名42名40名49名34名
東京理科大45名47名49名38名40名26名

早稲田大は5年とも春の順位が5位以内で、2025年度(北海道大と同数)と2026年度は3位です。

立命館大は2024年度に84名で3位となり、私立大学でいちばん多い人数でした。

東京理科大や明治大も、2022年度より人数を増やしています。私立大学が毎年上位に入っていることが、データから読み取れます。
あらやん先生あらやん先生

10年で見る合格者の出身学校数

国家総合職の合格者の出身学校数の推移(2017〜2026年度)。2017年度121校、2024年度178校、2026年度163校

2026年度(春)の合格者の出身学校は163校で、2017年度の121校から増えています。

私立大学の出身者の割合も、10年で25.3%から32.8%に上がりました。

出身学校数と私立大学の割合の推移

年度春の合格者出身学校数私立大学の割合女性の割合
2026年度
(教養区分を含む)
2,021名163校32.8%35.7%
2025年度1,793名153校30.8%35.1%
2024年度1,953名178校30.0%33.4%
2023年度2,027名170校31.3%33.7%
2022年度1,873名159校28.4%30.6%
2021年度1,834名137校25.5%30.6%
2020年度1,717名144校29.5%29.8%
2019年度1,798名130校26.0%31.5%
2018年度1,797名111校27.0%27.2%
2017年度1,878名121校25.3%25.8%

出身学校数がいちばん多かったのは2024年度の178校です。

私立大学の割合は、人事院の発表では2023年度から4年続けて30%台です。

女性の合格者の割合

女性の合格者の割合は、2017年度の25.8%から2026年度は35.7%になり、人事院は「過去最高」と発表しています。

10年で女性の割合は約10ポイント上がりました。合格者の顔ぶれは、大学の面でも性別の面でも広がっています。
あらやん先生あらやん先生

社会人・既卒がランキングを見るときのポイント

ランキングの上位には有名大学が並びますが、合格者の出身学校は163校に広がっています。

大学名で迷う前に、まず受験できる年齢かどうかを確かめましょう。

一覧に載らない学校からの合格者

人事院の大学別の一覧に載るのは、合格者が10名以上の45校だけです。

2026年度(春)の出身学校163校の中には、一覧に載らない学校も多く含まれています。

私もこれまで多くの社会人の方からご相談をいただいてきましたが、「有名大学の出身ではないから」と迷う方は少なくありません。受験資格に出身大学の条件はないので、まず受験資格を確かめましょう。
あらやん先生あらやん先生

受験資格と出身大学

2026年度の大卒程度試験は、1996年4月2日〜2005年4月1日生まれなら受験できました。受験資格には生年月日の範囲などの条件がありますが、出身大学の条件はありません。

2027年度の受験資格(生年月日の範囲)は、人事院の受験案内で確認しましょう。

年齢の上限と教養区分

大卒程度試験は21歳以上30歳未満、教養区分は19歳以上30歳未満が受験できます(年齢は試験の年度の4月1日現在。これより若くても、大学を卒業した人・卒業見込みの人は受験できます)。

試験の全体像は国家総合職とは?仕事内容・試験・年齢制限を社会人向けにわかりやすく解説、教養区分の受験資格と倍率は国家総合職の教養区分は社会人・既卒も受けられる?で解説しています。年齢の数え方は30歳から公務員試験は間に合う?でも詳しく紹介しています。

受験先の選び方や、働きながらの学習計画は、公務員のライトの無料受講相談で個別にお答えしています。

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国家総合職の大学別合格者数に関するよくある質問

大学別の合格者数はどこで公表されていますか

人事院の「総合職試験(春)の合格者発表」の資料で公表されています。2024〜2026年度は、いずれも5月下旬に発表されました。

合格者が10名未満の大学は分かりますか

人事院の大学別の一覧は合格者10名以上の大学だけのため、10名未満の大学名と人数は発表資料に載っていません。

大学ごとの合格率は分かりますか

人事院の資料には大学別の受験者数がないため、大学ごとの合格率は計算できません。ランキングは合格者の人数の比較です。

院卒と大卒で分けた大学別の人数はありますか

大学別の一覧は、院卒者試験と大卒程度試験を合わせた人数だけです。国立・公立・私立別の人数は、院卒と大卒に分けて公表されています。

社会人・既卒でも国家総合職を受けられますか

年齢の条件を満たせば、在職中でも既卒でも受験できます。受験資格に職歴や在職の有無の条件はありません。

大学別の数字は、人事院の発表資料で毎年確かめられます。気になる数字は、一次情報に当たって確かめる習慣をつけましょう。
あらやん先生あらやん先生

まとめ|国家総合職の大学別合格者数

  • 2026年度の1位は東京大の458名、2位は京都大、3位は早稲田大
  • 1位東京大・2位京都大は2022〜2026年度の5年間同じ順位
  • 2026年度の上位10校のうち4校が私立大学
  • 合格者の出身学校は2026年度(春)で163校、2017年度の121校から増加
  • 受験資格に出身大学の条件はなし
ランキングは試験の傾向をつかむ材料の一つです。出身大学にかかわらず、受験資格と試験の中身を確かめて準備を始めましょう。
あらやん先生あらやん先生

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公務員のライトでは、社会人・既卒の方向けに、受験先選びから筆記・論文・面接対策までをLINEで個別にサポートしています。

「自分はどの試験を受けられるのか」「働きながら間に合うのか」など、個別の状況に合わせたご相談は無料です。お気軽にご相談ください。

※ 表「2026年度の合格者10名以上の大学」「2025年度の大学別合格者数(上位15校)」「2024年度の大学別合格者数(上位15校)」と画像「国家総合職の大学別合格者数」:合計=前の年の秋に実施した教養区分の合格者+その年の春の試験の合格者(院卒者試験・大卒程度試験)。人事院の資料に載るのは合格者10名以上の大学だけです(2025年度・2024年度の表は、そのうち上位15校)。「—」は人事院の資料で「-」となっている欄です。いずれも最終合格者の人数で、各府省に採用された人数ではありません。

※ 2026年度(春)の人数は、春に実施した教養区分の合格者を含みます(春の合格者2,021名のうち213名)。表「早稲田大・立命館大などの推移」と画像「上位大学の合格者数の推移」の「教養区分を除く」は、人事院の資料の「うち教養区分」を引いた計算値です。

※ 東京科学大は、2024年10月に東京工業大と東京医科歯科大が統合した大学です。2024年度の表の東京工業大とは、数えている範囲が異なります。

※ 表「出身学校数と私立大学の割合の推移」と画像「合格者の出身学校数」:春の試験(院卒者試験・大卒程度試験)の合格者。出身学校数は院卒と大卒の重複を除いた学校数です。2026年度は春に実施した教養区分の合格者を含みます(教養区分を除くと私立大学の割合は33.5%)。2021年度の私立大学の割合は、人事院の資料の表の値(25.5%)を使っています。

※ 出典:人事院「2026年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者発表」(2026年5月29日)資料3・資料4/人事院「2025年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者発表」(2025年5月30日)/人事院「2024年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者発表」(2024年5月28日)/人事院「国家公務員採用総合職試験の合格者発表」(2017〜2023年度。2017年度は国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)の保存版)/人事院「2026年度国家公務員採用総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)受験案内」/人事院「国家公務員試験採用情報NAVI 試験ガイド」

※ 画像の出典:画像「国家総合職の大学別合格者数」:人事院「2026年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者発表」資料4(2026年5月29日)/画像「上位大学の合格者数の推移」:人事院「総合職試験(春)の合格者発表」(2022〜2026年度)/画像「合格者の出身学校数」:人事院「総合職試験の合格者発表」(2017〜2026年度)